木曜日。
作業所は月初めのミーティング。
いつもと変わりのない内容。
前回、前々回のレンタルスタジでの録音がメールされてきました。
音質は昨今のレベルではなく、むかしの海賊版の如く。
弦楽器のチューニングが微妙に合っていなくて、シロウトっぽい音。
まー、シロウトたちの演奏だからそれで当たり前ですが。
次回はテレキャスもストラトも忘れて、アイバニーズのハムバッカーで臨みます。
時代はハムッバカー。
SSHとはシングルコイル、シングルコイル、ハムバッカーの略。
3つあるピックアップのリアがハムバッカー。
ハムバッカーは太い音が特徴。
シングルコイルは音抜けの良さがメリットでしたが、いまはギターとアンプの間にいろいろエフェクターが付いたボードが在るのが当たり前で、そのせいか、ハムバッカーでも抜けが良いようです。
クラプトンのストラトはオールシングルコイルですが、音圧を上げるためか、ブースターが付いていますね。
閑話休題。
ミシシッピデルタのフォーキーなブルースがシカゴに北上し、エレキ化されマディ・ウオーターズはシングルコイルのテレキャスを弾きましたが、アーバンなブルースの系譜だと、ハムバッカーのES-335を弾く人が多かった。
BBもアルバートもフレディも、キングたちはハムバッカーを弾きました。
おれの初めてのエレキギターも、グレコ製ES335レプリカでした。
BBに憧れて買いました。
数年後、レイラ以降のクラプトンが奏でる枯れた音が欲しくて、ストラトに替えましたが音が細くなって「あれ?」と。
いまはテレキャスをメインに弾きますが、バンドで鳴らすとキンキンした音になります。
さっきメールで来た音源を聴いてもキンキンが過ぎているように思います。
だから、次回はハムバッカーのアイバニーズで。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
アルバート・コリンズ『コールド・コールド・フィーリング』。
テレキャスなれどフロントピックアップはハムバッカー。