金曜日。
今日の作業所は、仕事が終わってベース初心者におれが指南。
コード(和音)のルートがすなわちベースの音で、それを進行に合わせて弾くだけでイナッフなのだが、コードのルートなんてわからない、といわれてしまい、G#は1番太い弦の4フレットを押さえる、的に教えました。
アタマの良い者で、コード譜にメモを書き込みながら最短距離で覚える気構えを感じ、Fmは1番太い弦の1フレットとか、超初心者にも解るように教えたつもりだが、どうやら上手く行く予感。
コード進行がどーたらはいわないようにしよう。
ネタはポリス『見つめていたい』で、その者がベースラインを弾けるようになれば、おれはアンディ・サマーズのあのコーラスエフェクトがかかったアルペジオをリフ的に弾いて、スタジオ・ミュージシャンのドラマーさんが叩けばいい感じになるはず。
とても易いことに思えるのだが、実際はそうでもないのでせうな。
それにしても、あの曲が流行ったころは、ギターにコーラスエフェクトをきかせていることが多かった。
アンプはローランドのJCだったのかもしれない。
JCはジャズコーラスの略で、あれがなぜ「ジャズ」かはいまだにイミフですが、「コーラス」は『見つめていたい』のギターの音です。
当時、おれはJC50を持っていたが、いまはレンタルスタジオには必ずといっていいくらいJC120が置いてある。
真空管仕様のアンプのようにナチュラルに歪まない(ひずまない)が、エフェクターなしでコーラエフェクトがかかるのが衰えない人気の秘密なんでせうな。
ということで、『見つめていたい』と同じ頃に流行った記憶があるシンディ・ローパー『タイム・アフター・タイム』を貼り付けてこの項を終わります。
ではでは。
ここまで。
明日も書きます。
ライブ映像とスタジオ録音を聴き比べると、スタジオ版の方が「コーラスエフェクト」が分かりやすいので。