土曜日。
休日。
午前中はバンドの課題曲『雲路の果て』を音源に合わせて弾いて指に覚えこませることを。
スーパーが開く時間に食材買い出し。
さて、いつも書こうと想いながら忘れてしまうことを。
それはアコギの音色のお国柄について。
最近は台湾、大陸中国、タイ、などのギターも日本に入ってくるようになりましたが、おれが認識している大きい括りだと、アメリカのギター、日本のギター、ヨーロッパのギター、に大別されます。
アメリカは歴史の浅い国ですが、スティール弦のアコースティックギターに関しては本家本元。
ドイツからアメリカに渡ったマーチンさんが立ち上げたマーチン社は160年の歴史があり、製造業にかかわらず、160年続いている企業は世界的にも珍しいしそうです。
購買層はブルーグラスやカントリー&ウエスタンを演奏する人々であったからか、基本的にはピックでガシガシ弾くことを想定して造られています。
日本のギターはアメリカのギターをコピーすることから始まりましたが、時が過ぎ、固有の音色を持つようになりました。
つい最近手放したK・ヤイリのギターは琴のような響きでした。
元旦の地上波テレビでは『春の海』が流れますが、あの感じが落としこまれている気がします。
ググってみると『春の海』は宮城道雄という人が作曲したそうです。
この人は内田百閒のエッセイに度々登場します。
百閒が琴を弾いているフォトも見た記憶があるような。
さらにググると「箏」と「琴」は別の楽器、などとも書かれていますが、そこまで面倒は見れませぬ。
ヨーロッパのギターはクラッシックギター的な音色。
アメリカのギターより地味な感じ。
北アイルランドのローデン、チェコのフォルヒ、などトップ板にシダー(杉)が使われる型番があり、そういうところもクラッシックギター的っすね。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の一曲。
The Band - The Night They Drove Old Dixie Down