MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

ヤマハもモーリスもヘッドウエイも廉価版は労働コストの安い国で生産されていますが、K・ヤイリは全機種が純国産&オールハンドメイドに拘っています。

木曜日。

作業所はタウン誌にチラシをはさんで閉じる仕事。
納期は夕方で14時半には終了しました。
その云千を検品するスタッフさんは大変っすね。

コーティング弦のエリクサーを張ったK.・yairiが素晴らしい音色。
昨日お茶の水の楽器店から部屋に持ち帰り、既持ちのギターと弾き比べると、高音が寂しい気がしましたが、弦を張って二日目の今日はそんな感じはせず。
アコギというものは、弾くうちに音色が整ってくるものですが、それは数時間、数日でも。
おそらく弾く者がそのギターに慣れるからでせう。
「弾きこめば良い音になる」とはかつでのジョーシキで、今は新品のうちから鳴るギターが増えているような。
ド定番のマーチンやギブソン、テイラー、メイトンに対抗するため、より安価な価格設定で、工場出荷時から鳴るように設計されているのでせう。
国産だと「ヤマハ」」「モーリス」「ヘッドウエイ」のオールソリッド仕様は良い音色。
ですが、どれもマーチンに似ています。
おれにはここがネックでした。
気持ち的にそこを乗り越えると、国産ギターの優位性が見えてきます。
いまはヨーロッパやアジアのギターも日本に入ってきていますが、欧米産のギターの欠点は日本の気候風土に耐えられないこと。
夏場の湿気、冬場の乾燥。
アジア産はまだ月日が浅く、長期的な強度が不明な点っすね。
国産ギターはこの点で優れています。
ヤマハもモーリスもヘッドウエイも廉価版は労働コストの安い国で製造されていますが、K・ヤイリは全機種純国産&オールハンドメイドに拘っています。
職人さんも、景気の良し悪しにかかわらず、ずっと30人態勢。
だから市場での球数が少なく、目に留まりにくい。
ま~、ついにおれの目にも留まってしまった、ということでせう。

ここまで。
明日も書きます。

今夜の一曲。
K・ヤイリは輸出される際には「Alvarez 」となります。
音色はやはりマーチン。w


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追伸。
オールハンドメイドの優位性はまだしばらく続くでせう。
AIが長期的な木材特性を知る日までっすかね。