金曜日。
週末。
ガッツリ雨が降りました。
おれの地域は、今夜から大雨の予報でしたが、21:30現在、窓の外は静かです。
さて、ここに書くネタは、昼間には「あれもこれも」で困らない予定なのですが、書き始めてみると忘れていること多し。
今日も忘れないうちに記します。
カルロス・サンタナのギターについて。
おれは、いまでこそMOJOなどと名乗っていますが、中学に上がってラジオ少年になりたてのころに聴いた『ブラック・マジック・ウーマン』がブルースとの出会いでした。
当時はあの楽曲がブルースとは知らなかったし、ブルースとは演歌歌手が歌う『港町ブルース』や『中之島ブルース』のことだと思っていました。
高校生なって、バンドでベースを弾くころには『ブラック・マジック・ウーマン』がブルースであると認識していましたが、その成り立ちやロックと呼ばれる音楽との関連性については理解していませんでした。
二十歳の頃に、桑田佳祐からエリック・クラプトン→BBキング→T-ボーン・ウォーカーと遡り、30代でオールソリッドのアコースティックギターが買えるようになった時期と、クラプトン『アンプラグド』メガヒットの時が重なり、やっとロバート・ジョンソンまで辿り着いたのでした。
当時、エレキギターでアドリブを弾くことは既に手の内に入っていて、多くのブルース系ギタリストを模倣し、ブルースギターとは、即ちベンディング&ビフラートであると。
つい最近までそう認識していましたが、ちょっと前にサンタナの上述曲を聴いて、え? ビフラートしてねーじゃん! と気づいてしまいました。
カルロス・サンタナの特異性がそこにあることを、やっと突き止めたのでした。
で、ここからはおれの推測ですが、サンタナはプライベートではジャズも弾くと。
ジャズギタリストの音色が涼し気な理由は、弦をベンドさせないこととビフラートをさせないことにあると早くから気づいていたのに。
ビフラートは、演歌歌手のコブシのようなもので、ブルースギターにおいてはなくてはならないものではあるので、おれは常にガッツリ効かせて弾きますが、カラオケでコブシを効かせまくっているおっさんと似ているかもしれませんね。
ベンドはするけれどビフラートさせないブルース系ギタリスト。
カルロス・サンタナ以外、思い浮かびません。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
The Rolling Stones - Angie - OFFICIAL PROMO (Version 2)」