月曜日。
新年度初のミーティングがありました。
前年度は管轄する都の定める数字をクリアしたそうです。
新しくメンバーになったひとたちが良い数字を記帳していたからでせう。
古くから居るひとたちは、自分が甘やかされてたことに気づいていない様子。
相変わらず、遅刻、欠勤、早退、無駄口、を繰り返しています。
精神障害を持つ者に、腫れ物に触るように接していた行政や当時の管理責任者にも問題はあります。
メンバー各々の症状は一様ではないので、きめの細かい対応が必要ですが、かつてはそれがなされてませんでした。
数字が上がらなかった頃のスタッフは、その責任を負って辞職し、いまの管理責任者が数字をクリアする空気をつくりあげたといえます。
簡単なことではないので、偉いな、と思います。
さて、昨日、宅録する楽曲を5つばかりピックアップしたので、ミスらずにアウトロまで行けるように練習しています。
ギブソンをDオープンにして、『ダスト・マイ・ブルーム』と『ポリス・ドッグ・ブルース』をおさらいしました。
取り急ぎ、この2曲を録ろうと。
ギブソンは、マーチンと併用だと、持ち替えたときに「しょぼ!」となります。
音量もサスティーンも劣っていますが、ブルース系だとしっくりきます。
それは、遺された音源がギブソンやそれに似た仕様のギターで演奏されていたからでせう。
ギブソンJ-45は、1943年に登場しましたが、楽器店での売値が45ドルだったからのネーミングで、同じ頃のマーチンD-28は、J-45の3倍の値段だったそうです。
ブルースマンたちはマーチンを買えなかったのでせう。
閑話休題。
ここ数日、映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラックで使われたあの曲を、何となく弾いていたら、昨夜、坂本龍一の訃報が突然入ってきました。
ローコードAmaj7を1フレットブリッジ寄りにずらして弾くと、あの主旋律のコードっぽくなります。
YouTubeで探して、合わせて弾いてみると、1フレットにカポタストを付けて、上記で弾くと、ジャストのキーでした。
つまりB♭。
あの曲を初めて聴いたとき、すげーむかしの、縄文時代とかの、ひとびとが暮らす近くの空間でふわふわ浮いていた音が再現された、と感じました。
主旋律らしきが延々繰り返されますが、それで良いじゃん、と。
YMOには興味がありませんでしたが、戦メリのあの曲は好きでしたな。
サンノゼステイツの学生だった頃、同じ寮に、サンフランシスコにYMOの公演を観に行った日本人学生が数人いました。
何が悲しゅーて日本人がサンフランシスコに日本のバンドを観に行くの? と。
おれがYMOに興味を持たなかったのは、ギタリストがいなかったからでせうな。
EL&Pも、似た理由で積極的には聴きませんでした。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
押尾コータローによる『戦場のメリークリスマス』。
Aのキーで弾かれてます。