MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

いまは情報過多の世の中で、初見でダメだと次がないっすな。

日曜日。

休日。

紙の本を読まなくなって久しい気がします。

自作を掲載してくれている「文藝マガジン・文戯」を除いては。

長い付き合いの友人が、ハードカバーや文庫本を定期的に送ってくれていて、それらは読んでいましたが、彼女は亡くなりました。

カズオ・イシグロ恩田陸原田マハ宮部みゆき、水村苗子、その他わすれているものもありますが、彼女の死とともに路面の書店や紙本との縁も切れました。

 

閑話休題

ここを更新するまで、小説を書き始めたころに「!」と来た本の著者とタイトルを忘れてしまい、あれこれ検索するうち、やっと出てきました。

エイミー・ベンダー『燃えるスカートの少女』。

この世に女性の小説家しかいないならば、おれは書こうとはしなかったでせう。

似たことを以前の項で記した記憶もありますが、書き始めの頃に、小川洋子川上弘美山田詠美江國香織を読んで、こりゃかなわん、とため息が漏れました。

『燃えるスカートの少女』からも追い打ちをかけられた気がしましたな。

既に文庫化され、帯にはよしもとばなな「かなしくて明るいもうひとつの現実」の言葉が。

よしもとばなな

いまは情報過多の世の中で、初見でダメだと次がないっすな。

よしもとばななは初見でダメでした。

『とかげ』という短編集でした。

総武線幕張本郷駅から徒歩10分のワンルームマンションに住んで、亀戸駅に隣接するショピングセンター地下階の惣菜屋さんで働いていた頃で、通勤の総武線車内で読んだのでした。

パソコンは既に流通していたはずですが、当時は自前のものを持とうとは考えていませんでした。

 

ここまで。

明日も書きます。

 

今夜の1曲。

ジョーン・バエズ『ドナ・ドナ』。

 


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