水曜日。
定休日。
今日は秋らしい良いお天気でした。
気温も下がらず首もあまり痛まず。
毎食後に医師処方の薬を飲んでいるからでせう。
さて、除湿機をオフにしても室内の湿度は40~50%で、アコースティックギターが良く鳴る季節になりました。
アコギのベンチマークとされるD-28もコストパフォーマンス抜群のD-15Mも「あー、手元にあって良かった~」と実感しています。
ギブソンJ-45はこの10~15年くらい、この国の音楽業界で流行っています。
弾きながら歌うひとがこぞって使用しているように感じます。
他にも多数。
「J-45は出音のレンジが広くないから歌唱の邪魔をしない」
アコギ関連の記事や動画で、理由はそんなふうに語られています。
おれは、音を録るマイクやミキサー、エフェクターなど、機材の性能向上や弦の質が上がったことも、J-45に偏る理由だと思います。
50年前のフォークブームの頃は、マーチンD-35を弾くひとが多かった記憶があります。
当時のトップランナーは吉田拓郎で、出世作となったアルバム『元気です』ではJ-45が渋く鳴っていましたが、次の『御伽草子』ではD-35の澄んだ音色が印象的でした。
遠藤賢司、イルカ、などもD-35を弾いていました。
イルカは、あの小さな手で『なごり雪』をキーFカポなしで弾いていて、やっぱりプロはすげーと。
でも、なにゆえ5フレットにカポしてCで弾かなかったのかが未だに謎でもあります。
ところで、おれのJ-45は訳あり中古で相場よりずっと廉価でした。
具体的にはネック折れを修復した個体でした。
J-45にかかわらず、ギブソンのアコギはピックでかき鳴らした際のゴリゴリっとした低音がウリですが、おれは指弾きしかしないのでそれを感じることがありません。
ネック折れをリペアした個体だからかな? とも思いますが、まー、どこかに「おや?」と思うところがあった方が、物事がうまく行っているようにも感じます。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲
奥田民生がイエローモンキー『バラ色の日々』をギブソンJ-45で弾き語っています。
硬いピックでかき鳴らしています。