月曜日。
作業所は週初め。
朝イチから夕方まで、おれは口数が多かったなー。
4000文字の小説でも、コンペに上げることが出来て、その開放感と充足感は1夜明けてなお続いているようです。
季刊の文芸誌だから年に4回発行され、コンペに通れば紙本とネット配信に載ります。
今回の投稿は3作だけで、コンペにはなっていませんが、それはまーいいや。
年に4回位であれば、書ける気がしてきました。
自分なりの方法、メソッド的なものは具体化できたし、出来不出来は気にせずにとにかく年に4作を書こう。
でも今回のお題「記念日」は、ネタを決めるまでが難儀でしたな。
前回は「花火」で、すぐに視覚化できましたが、「記念日」は、そんなのおれの記憶にねーよ、と。
ところで、女性は男性より「記念日」を大切にするようです。
今回、書きながら思い出しましたが『サラダ記念日』という本がすごく売れたことがあり、たしか短歌の本でした。
著者は女性。
サラダが記念日になるかよ、女はいいなー、とか。
結婚記念日なども、男はウザったいはずで、ちゃんとやるひとは偉いかもしれません。
あー、結婚披露宴も、新婦のためにある気がします。
友人が某スーパーゼネコンに勤めている女性と結婚し、披露宴は椿山荘でした。
あの業界が冠婚葬祭にすげーがんばる風潮があることを知っているのは、おれも第1下請けの中小企業で働いた経験があるから。
ツアコンの次の仕事でした。
あの業界は「顔」がものをいいます。
ゼネコンは1度使った業者を切ることはなかなか出来ません。
見積額の安い業者に替えて、もしもその業者がケツを割って逃げたら、「じゃー次」とちがう業者を選んでいる暇がないからです。
工程を守り期日までに施主へ引き渡すことができなければ、ゼネコンは多額の損害を被ります。
だから、1度きちんと納めれば、その現場の最高責任者はリスクを負って廉価な見積もりを選ぶことはありません。
まー、おれがいたところは、扱うものが量産品ではなかったから、それが成り立っていたのですが。
最高責任者の下で働く現場監督さんたちは、第1下請けのうちの下に3つ4つ下請けがあることを知っていて、上の者が時代劇の越後屋とか備前屋にまんじゅうの下の小判をもらうことも承知しています。
「お主も悪よの~」
あの展開で上が良い思いしていること知っているので、1下請けの現場管理者(おれ)は事あるごとにイジメられるわけです。
まー、最高責任者が可愛がる部下にも小ぶりなまんじゅうが行くことがシステム化されていて、いま問題になっているカルト教団がしているようなことは、民間ならどこもそうじゃね? と思うわけです。
オリンピックのような、民間同士だけではない案件が表に出ているのでせうな。
いま想うと、イジメられるのが仕事でありましたな。
まー、うちが発注して、そこも下請けを持っていて、その下もあったりして、現場に搬入されるブツがガラクタに近いことは珍しくなかったから。
ガラクタに怒った監督さんが、自分のクルマとブツを比較して「おれのクルマより高いのに、こんなガラクタかよ!」と。
まー、まんじゅうが回ってこない監督さんが怒る気持ちは理解しますけどな。
あー、疲れた。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
あの当時は小室哲哉一強でした。
globe『DEPARTURES』。