火曜日。
今日も作業所はいつもの業者からの仕事が安定供給され、朝イチから夕方まで途切れるとこなく手指を動かしました。
じゅくじゅく痛んだ左耳も、昨日の就寝時、今朝の寝起きで点耳薬を使い、良くなりつつあります。
さっき飲んだ分で処方された抗生物質はなくなりました。
今夜も眠る際にベッドで点耳薬を注入します。
それでも治らないようならまたお医者にかかります。
さて、書くこともないので、ネタ探しにヤフーのニュースを見てみましたが、宴席でのハラスメントを告発した元舞妓さんの配信元は文春オンライン。
おれの世代だと、パソコンやスマホは「疑問が生じたらその場で調べられる図書館」的に便利で大変ありがたいものですが、記事の配信元はチェックしないといけんことは解ります。
元舞妓さんが「未成年への飲酒の強要や、セクハラに対して声を上げることで花街を変えたい」と訴えていますが、配信は文春オンライン。
即ち文藝春秋社。
この大手出版社が発行する文芸誌「文學界」は、全国の図書館に行く数を差っ引くと、すげー小さい数の売上。
昨今は文春砲なるものをぶっぱなし、それで儲けて大赤字の文學界を出し、文學界新人賞を受賞した者が何作か書くと芥川賞候補になる流れ。
まー、候補は新潮社や河出、集英社などからも出るけれど。
おれは、元舞妓さんの告発は文春砲的な案件だと思っていますが、捉え方は世代によってもちがうのかもしいれませんね。
最近、旧知の白石昇の作品『足の間』が掲載された文學界を買いましたが、それはすげー久しぶりのことでした。
思い出すと、あの誌面で谷崎潤一郎や川端康成などの、芸子さんを扱った作品が論じられたこともありました。
そこで読んだのか別の雑誌だったかは記憶していませんが、舞妓さんや芸子さんの白塗りは行灯仕様で、蛍光灯の世の中になって「美」ではなくなってしまったと書かれていて、すげー正しい! と思いました。
さて、話のまとまりがつきませんが、元舞妓さんの主張が支持されると、谷崎や川端への評価も変わってくるのでせうか。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
シーナ&ロケッツがストーンズの『SATISFACTION』をカバーしています。