水曜日。
定休日。
駅前の松屋で朝定食を食べて、小田急の千代田線直通で御茶ノ水へ。
御茶ノ水は駅からの目抜き通り両側に大手楽器店が集中していて、そういうところだと、おれは面が割れているようです。
「またあいつが来たか」
黒澤でもイシバシでも下倉でも店員さんの表情で分かります。
でもさ。
おれは30年くらい前からこの街でマーチンやギブソンを買ってるんだぜ。
テイラーもギルドも、フェンダーも。
累計本数を記すと頭痛がしそうなのでしませんが。
楽器店のおにーさんというものは、代替わりが頻繁で、おれの遍歴を知らないのでせうが。
しかし、いまやアコースティックギターは定番モデルの木材がワシントン条約等で伐採できなくなり、メーカーのストックも減ってきて値段が高騰しています。
ローズウッド、マホガニー仕様のものが特に。
去年の4月に値上がりしたマーチンは、この6月からまた15%値上げだそうです。
コロナで工場稼働率も落ち、最近のレート変動も影響しているようです。
世界標準の型番D-28は、新品で44万円程度になります。
おれは2017年製の現行モデルを2020年に26万円で買いましたが、5年ものが最近になってやっと硬さが取れてきて、とても良い音色で鳴っています。
それはさておき、中央線で新宿に出て、24時間営業の居酒屋に行ってみたら、営業は17時から、になっていました。
これもコロナの影響っすね。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
現行マーチD-28はこういう音で鳴ります。
この業者さんは「生音」を聴かせているとおれは思っています。
良心的っす。