日曜日。
休日。
いまは21時40分で、小雨が降っています。
ネットの天気予報では明日から5月中旬まで雨マークが。
つまり、既に梅雨入りしていると考えるべきでせう。
湿気が苦手なおれは、これから秋まではガマンの日々になります。
でも、この部屋も電車内も作業所もエアコンが効くから、ガマンは実質ほんの少しっすね。
「秋」で思い出したけれど、去年の10月頃に、作業所で「ちいさい秋見つからないね」と小ボケをかましたら、高い年齢層の人たちからすげーウケました。
童謡『ちいさい秋見つけた』はダークダックスが歌っていたと思っていましたが、ググってみると、ボニージャックスの記憶ちがいでした。
おれにとっては似たようなものですが、ボニージャックスは早大OBでダークダックスは慶大OBだそうです。
いまは春も秋もしみじみ実感する間もなく暑くなったり寒くなったりで、作詞したサトウハチローも日本が亜熱帯のようになるとは思わなかったでせうな。
サトウハチローの妹、作家の佐藤愛子はわりと最近の著作がベストセラーになりましたな。
90歳を超えていた記憶。
すごいっすね。
閑話休題。
吉行淳之介の恐怖対談シリーズで、彼女がゲストの会を読みました。
珍しく吉行を良く思わない女性でした。
行間にそれが滲んでいました。
当時のあの界隈(文壇とかいう)の女子たちは集団催眠にかかっているが如く吉行になびいていて、佐藤愛子はそうではなかった例外のひとりと認識していました。
彼女の心霊体験を綴ったエッセイ『こんなふうに死にたい』はおれにとって3大奇書のひとつです。
他のふたつは、林真理子『ルンルンを買っておうちに帰ろう』と村松友視『私、プロレスの味方です』かな。
「奇」の理由は内容ではなく、読んだ際の衝撃度。
衝撃度と内容は関係がありますが、内容よりそのときのおれの年齢やものの捉え方とあの3作がカチッと嵌ったのでせう。
良い悪い、あるいは好き嫌いの話ではありません。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
ジョルジュ・ムスタキ『私の孤独』。