水曜日。
定休日。
陽気が緩みすぎて、西日が差すおれの部屋はエアコンを冷房設定で点けるほどでした。
1昨日は暖房設定だったのに。
スーパー買い出しの他は外出せずに過ごしました。
アコギ3本体制になって、まんべんなく弾いていましたが、弾き過ぎて昨日の夜あたりから右手人差し指の先っちょが痛みだしました。
だから今日はエレキを弄って過ごしました。
アコギはフィンガースタイルだけれど、エレキはフラットピックで弾くから。
『ブロウ・バイ・ブロウ』や『ワイアード』を。
クラプトンは弾いて歌うけれど、ベックは弾くだけ。
クラプトンを深掘りすると、エレキギター以前のブルースにまで達しますが、ベックが影響を受けたと公言しているのはジョン・マクラフリンで、そこいらへんで既に「掘れねー」感が。
すげー上手い人であることは判るのですが、聴いてみて感動とかはなかったなー。
スーパーギタートリオの頃に思い直して再聴してみたけれど、アル・ディ・メオラよりパコ・デ・ルシアよりジョン・マクラフリンの演奏が難解に聴こえましたな。
おれのジャズに対するコンプレックスは、マクラフリンによって植え付けられたのかもしれませんね。
ジャズにもいろいろあって、ウエスやジャンゴのギター、ビッグバンドやサッチモ、エラやサラのような女性ボーカルは聴くとすっと入ってくるのですが、フリージャズっぽいのはちんぷんかんぷんっす。
モンドリアンやミロ、カンデンスキーの抽象絵画を観て目が点になる的に。
いま、マクラフリンで少しググってみましたが、フラメンコやインド音楽からの影響もあるそうな。
記していて思い出したけれど、渡辺香津美も、最も好きなギタリストにジョン・マクラフリンの名を挙げていました。
ジェフ・ベックも渡辺香津美も、おれには見えないものが見えているのでせうな。
ということで、今夜の1曲はスーパーギタートリオから探してみます。
ここまで。
明日も書きます。
見つけました。
欧州と中東が混じったような音に聴こえます。
かつて覚えた「拒絶感」のようなものは感じません。
『
向かって左からアル・ディ・メオラ、ジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシア。