木曜日。
昨日の項で「3/3が誕生日」と書いてしまったので、今日は、というか今日もネタなしで書き始めています。
3/3生まれの男子だと、覚えてくれている人は作業所にもいて、数人から「おめでとう」と声がかかりました。
「ありがとう」と慣用句で返したけれど、40を過ぎてからの誕生日は嬉しかった例しがありません。
さて、昨日は幼い頃のことを少し書きました。
そのへんを今日も記してみます。
いまはなき長命寺幼稚園で3年保育だったから、年長サンになるとブイブイいわせていたのでした。
隣の組にドイツ人の子がいて、そいつだけが邪魔でした。
ブイブイが利かなかったから。
アンドレ・クルツ。
背が高く金髪で青い目。
他の子たちの名前や風貌などまるで覚えていないのに。
そいつが投げた積木がおれのアタマに当たり、ピーピー泣いた記憶。
記憶というより泣いている姿を写真に撮られ、そのスナップはアルバムにあったから厳然たる事実。
カメラを持った人が幼稚園に来たことは微かに憶えていて、そこから推察するに卒園間近だったのでせう。
当時の最寄り駅は西武線の石神井公園で、後年、幼稚園の近くに高野台という駅が出来たことを知りました。
小学校に上がるタイミングで転居し、そこは練馬区西大泉。
祖母に買ってもらった黒いランドセルを背負って通ったのは大泉第3小学校。
ぴかぴかの1年生になったのに、クラスに知っている子がひとりもいない状態。
ブイブイが利きません。
幼稚園児のころの全能感がしぼみましたな。
アンドレ・クルツは予兆だったのかもしれません。
それでも学校に行かないという選択肢はありませんでした。
最近は学校に行かないことが売りの子供ユーチューバーがいるとか。
隔世の感。
思い通りにことが運ばない経験はそれが初だったかもしれません。
あー、700文字を少し超えたけれど、疲れてしまった。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲。
ジェームス・テイラー『君の友達』。
1970年前後のライブ動画。
フィンガースタイルで弾かれるギブソンJ-50が良い音で鳴っています。
それは実は珍しいことです。