木曜日。
作業所は相変わらず仕事量が薄め。
ブツを持ってくる取引業者も困っているらしい。
建築関係の最末端(ではないかとおれは推察しています)の仕事をし、今日は工賃支給日でした。
15900円とかで、生保受給者の収入上限を900円ばかり上回っています。
面倒くさいのでそのまま申告して帰宅しました。
かつて、建築ブローカー的な会社で働いた経験があり、そこは中小企業でしたが、スーパーゼネコンの第一下請けで、待遇も世帯を持つ気がなかったおれには「もらいすぎじゃね?」と感じるものでした。
「親の因果が子に報い」といういい方がありますが、子をなすことを恐れていたおれは、「報い」は死ぬまでに自分で精算するのだろーなー、いつかはそういうことになるのだろーなー、との予感はありました。
まー、予感というより、そういう路を想定し、その路を歩いてきたのでせう。
で、話は突然変わるのですが、最近「みの」という人のYou Tube動画をチャンネル登録して見ています。
みのは日米ハーフの男性でミュージシャン。
ものごとを肯定的にとらえる人で、何ごとにおいても否定的なおれは、その肯定感に圧倒されています。
まー、You Tubeで自らの意見を配信する人だから、アクセス数を稼ぐには「否定」より「肯定」路線で行くほうが良いに決まっていますが、そこを差し引いても好感が持てます。
おれは、マッカートニーの巨大な才を語りたく、世界は未だにそのことに気づいていない、との強い想いがあり、対比としてレノンをくさすようなことを書きますが、この人はマッカートニーもレノンも褒めちぎります。
ハリスンもリンゴもヨーコもベタ褒めっす。
圧倒的な情報量とその正確さ、褒めちぎりかたが知的でユーモアもあり、潔さも兼ね揃えていて「そうだよなー」と思わせるものがあります。
あまたいるビートルズ褒め屋さんたちとはちがい、おれの「否定」は何処から来ているのかなー、などと、根源的な疑問について考えさられるときもあります。
ということで、この人の動画を2本紹介します。
この人はビートルズだけではなく、音楽全般を肯定的に語ります。
一番好きなビートルズナンバーは『エリナー・リグビー』だそうです。
今夜の1曲。
ザ・ビートルズ『エリナー・リグビー』。
ここまで。
明日も書きます。