月曜日。
作業所は週初め。
仕事は夕方まで切れ目なくありました。
半年か数ヶ月まえからか、朝シャワーを浴びて髭を剃る際、顎の先端あたりがヒリヒリ痛むようになりました。
でも、シャワーが終わるとなんともなかったので放置していたのですが、先週土曜日からヒリヒリが1日中つづくようになり、触ってみると腫れている。
おれは鏡をほとんど見ない人間で、月イチの床屋で大鏡を見る程度でしたが、ずっとマスクをしているし、顎がどんな常態か見ていません。
でも激痛の1歩手前だから、皮膚科のお医者に診てもらうために、仕事終わりに市役所に寄り医療券を取得し、以前に診てもらった町医者に。
「予約はありますか?」
「いいえ」
「予約をしてください。最もはやくて11/17になります」
「あほか。いま痛いのに17日かよ」
「コロナ対策です。予約を」
「いまは30人だろ。すげー痛いんだよ、院長に聞いてこいよ」
受付女子、院長に相談(しに行くふり)。
「やっぱり予約を」
こういう展開で、いまも痛むのですが、明日は『スウィート・メモリーズ』と『フレンズ』の音合わせがあるので、診察券があり医療券がいらない慈恵医大病院には行けません。
慈恵医大病院はどの科もいつも混んでいて、レンタルスタジオ予約時間に間に合わない可能性もあるから。
明後日の水曜日が定休日なので、それまでは我慢します。
痛いけれど。
さて、自分のギターを「こいつ」とか「この子」とか。
そういうミュージシャンをウザいとおれは感じるのですが、BBキングが愛機を「ルシール」と呼ぶことに文句を垂れたことはありません。
まー、1234のリズムで2&4にアクセントがある音楽を奏でる人々に対する畏敬の念があるからでせう。
はやい話、コンプレックスです。
ところで「ルシール」は個体に付いた名前ではありません。
BBが弾くギターは替わっても代々「ルシール」。
式守伊之助や市川團十郎の中身が替わってもずっと続いていることと似ています。
BBがまだ若造だった頃、客席で喧嘩が起き火事になり、大切なギターを燃えさかる炎のなか救出した経験があり、その諍いはルシールという女子を奪い合うことで起きたそうな。
以来、BBはギブソンES-335が何度新しくなっても「ルシール」と。
キャリアの最後の方ではfホールのない特注の黒い335を弾いていましたな。
f穴を埋めたのはハウリング対策だと聞いています。
BBシグネチャーモデルとしていまもその型番はあります。
クラプトンもストラトに名前を付けていましたが、茶色だと「ブラウニー」、黒いと「ブラッキー」で、そんな愛想がない名前ならなくてもよくね? と。
ブラッキーはオークションで億の値段で落札されましたな。
ドラッグ&アルコール依存を治す施設をつくるために。
ここまで。
明日も書きます。
これから黒いf穴なしの335を弾くBB動画を探します。
それが今夜の1曲。
見つかりました。
『ROCK ME BABY』。
11/9、朝7時に訂正。
ルシールはES-335の発展型ES-355でした。
おれが初めて買ったエレキギターはワインレッドの355でした。
グレコ製のコピーものだったけれど。