火曜日。
気温は低かったが湿度が高い日でありました。
作業所は夕方まで仕事が途切れませんでした。
明日は定休日ですが、休日がうれしくない日常にすっかり慣れてしまいましたな。
密売の酒を飲みに行く気にもなれません。
良い音で鳴るアコースティック・ギターを買って良かった。
明日も食材の買い出し以外は部屋にこもり、マーチンとギブソンを弾いて過ごそう。
さて、報道ステーションを見ながらここを更新しています。
アメリカはワクチン接種率50%で頭打ちだそうです。
打たない人は「自由の国!」と叫んでいます。
私見ですが、アタマがわるそう。
感染者は15万人/日、だそうで、大統領が強い口調で「ワクチンを打て!」と。
でも、あの人が専用機のタラップを降りる足元はふらついているように見えました。
接種率80%のシンガポールでも感染者は1年前の数字に戻ったという記事を読みました。
嗚呼、無情。
という言葉が漏れてきます。
ところで、レ・ミゼラブル、という有名な小説がありますね。
西洋人に特有なダイレクト表現のタイトル。
長い大河小説ですが、遠いむかしに子供用に縮小されたものを読んだ記憶があります。
4~5年まえには映画館でミュージカルになったこの作品を観ました。
アン・ハサウェイが美しかった。
主人公ジャン・バルジャンを執拗に追うジャベールという警官は、最後には滝つぼに身を投げてしまいますが、舞台はフランス革命のころのあの地で、ジェベールの死は古い価値観が衰退し、新しい世界になることのメタファーでせうな。
さて、世界的感染爆発と気候変動も、いままでの価値観が変わる潮目かもしれませんね。
まー、現実的には、こういう世の中において、政治家でいることは貧乏くじでしかないと、不徳なおれなどは思うのですが、この国でも総裁になりたいと手をあげた人がいまのところ3人。
これは独り身の気楽さからの感慨で、守るべき家族を持つ人は大変な時期を迎えていますね。
というか、世の中の殆どの人には家族がいて、おれは少数派、ということをつい忘れがちになる秋の夜長であります。
ここまで。
明日も書きます。
今夜の1曲はCHICAGO『長い夜』。
原題は『25 or 6 to 4』で、センスの良い邦題だと思います。
夜中の2~3時から朝の4時まで、の意味でせうが、3文字の簡潔な邦題がよろしい。