月曜日。
週初め。
でも作業所の仕事は薄かった。
いつもよりはやく帰宅し、16:00には部屋に戻っていました。
今日はスイッチがオンになってしまい、いままで延々とギターを弾きまくり。
マーチンをドロップDにして『オールド・カントリー・ロック』という古いラグタイムブルースを弾き、ギブソンでほぼ仕上がった『ディープ・リバー・ブルース』を弾きました。
『ディープ~』は、年始に「今年はこれをものにするぞ!」と決めた曲で、8月下旬にこの出来なら上出来っすな。
コロナの副産物といえます。
部屋にこもる時間が多いという意味で。
30代のころにこの曲を知って、「弾きたい!」と思ったが、当時は出来なかった。
専門的な話になるが、見様見真似で覚えた右手親指の使い方がしょぼかったから。
還暦のころ、PP&M『パフ』を人前で弾くことになり、あの曲をちゃんと弾くには、右手親指の長年の手癖を直さなくてはならず、You Tubeのレッスン動画を見ながら「いまさらパフかよ!」と矯正し、そこからアコギ指弾きの守備範囲的なものが格段に向上したのでした。
いろいろな曲を以前よりスムーズに弾けるようになりました。
具体例のひとつはS&G『ボクサー』。
10代の頃から弾けてはいたが、親指矯正後は、ポール・サイモンのようにリズムに乗って流れるように弾けるようになり、とても嬉しかった。
14歳から始めて、還暦で開眼することもあるだなー。
ずっと続けてきて良かった。
でも、パソコンの時代だから成った案件だと思います。
いまはいろいろな奏法のレッスン動画がYou Tubeで見れる時代。
情報の質と量が、耳コピ1辺倒だった少年のころと比べて格段にUPしています。
いまは、東洋や英語圏だけではないところでUPされた動画も見れる。
アコースティック・ギターは、何処へでも持ち運びができて、鳴らした生音がすなわち音楽になるから、キリスト教とかサッカーが伝播したように世界中に広がったのだと思います。
ところで、おれがここでいうアコギは、クラッシクギターを除きます。
村治佳織が弾く『アルハンブラの思い出』の動画をYou Tubeで観れますが、彼女の左手運指や右手指さばきを見るに、幼少のころから始めないと無理っぽい。
スティール弦のアコギには「無理っぽさ」がなく、だれでもウエルカム。
演奏の自由度も高く、いまはボディを叩きながら弾く人が増えましたな。
そして、素晴らしい弾き手の動画アクセス数が数百だったりして、そういう人が世界中に散らばっています。
さて、眠い。
ここまで。
明日も書きます。
今夜は上述のウイリアム・ムーア『オールド・カントリー・ロック』を探してみよう。
あったけど、レッスン動画しか。
興味がある人は見てくだされ。