水曜日。
定休日。
外出は近所のスーパーのみ。
皆既月食だそうで、今夜の選曲は『Moon River』で決まりだと思っていたのだが、ネットを見ながらテレビの音声を聴いていると、何回もあの曲が流れてきてうんざりでした。
作曲者は歌い手が1オクターブ内でしか歌えないので苦労したとか。
『ティファニーで朝食を』の原作はトルーマン・カポーティで、映画は観たが、原作は読んでいない。
カポーティで思い出すのは『冷血』。
とても面白く読んだ。
あの作はノンフィクション・ノベルの先駆けであるらしい。
後年、自分でも小説らしきを書くようになり、そういう者たちとの付き合いのなかで、ガルシア・マルケス『予告された殺人の記録』を勧められ、読んでみた。
既に読書は愉しみではなく、書き手の技術を意識しながら読むようになっていた。
その頃に『予告された~』は、Excellent! だと思った。
さて、いま気がついたのだが、あの作がノンフィクション・ノベルか否かは調べていません。
読みながら『冷血』を思い出しただけで、とても面白かったから、実話ベースか否かは、大した問題ではないかも。
あー、あと突然思い出したが、サマセット・モームの短編『雨』を読んだときも、その高い技術に瞠目した記憶があります。
ここまで。
明日も書きます。
さて、選曲。
RCサクセション『雨上がりの夜空に』に「~お月さま」という語が出てきた記憶がある。
眠剤が効いてきて、確認する余力は残っていません。