MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

スライドバーをアコギで使うようになったきっかけは。

水曜日。

定休日。

最近、食が細くなってきた。

酒量も減ってきている。

休日の飲みは2部構成で、昼過ぎから微睡んで夕方からまた飲むことが多いのだが、今日はそうしていない。

そんなふうに時間が過ぎることが増えた。

自制しているわけではなく、飲む気がしないだけ。

 

友人がメールで5/18に行われるエリック・クラプトンライブ配信について教えてくれた。

クラプトン経由でロバート・ジョンソンを知り、二枚組のCD『ロバート・ジョンソン/コンプリートレコーディング』を買ったのは30歳を少し過ぎた頃だった。

いま、You Tubeで彼の伝記的な動画を流しながらここを更新しているが、初めて聴いたとき、あまりに素朴で目が点になってしまった。

1930年代の録音だから雑音もキツい。

ノイズの向こうから『クロスロード』や『スウィート・ホーム・シカゴ』などのブルーススタンダードがアコースティックギターで弾き語れていて、おー、オリジナルはこんなふうなのか、と学習した気にはなったが、素晴らしい、とは思わなかった。

資料を手に入れたような気分だった。

それでも何度か聴くうちに、ボトルネックが細い弦の12フレットあたりを滑る音がとても繊細であることに気づいた。

高音部の繊細さを維持しながら太い弦の低い音でリフを弾く奏法。

多くのブルース系ギタリストがアコギを持つとそういう弾き方をするが、これがその始まりか。

いや、ブルース史的にはそうではないらしいが、おれがアコギでGやDのオープンチューニングで左手の薬指にスライドバーをはめて弾くようになったのは、やはり『カモンインマイキッチン』のように弾きたいと切望したから。

クラプトンに話を戻すと、ロバート・ジョンソンの誕生日は5/19で、今回の配信はその前日である。

意識したか日程か偶然かは分からない。

 

ここまで。

明日も書きます。

 

下にロバート・ジョンソン『カモンインマイキッチン』を貼っておきます。

 


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