土曜日。
休日ではなく、開所した作業所に通所しました。
午前中はいつも通りの仕事をし、午後からは麻雀。
定期的にレクレーションがあるのだが、それは近郊の名所仏閣や美術館を訪れる場合が多かった。
コロナでそれが減り、麻雀でもやってみますか、という流れになったようです。
午後一から始めて、半荘が終わったのは16時半でした。
疲れてしまった。
よく解っていない者は、牌を積むのが遅く、捨て牌にも時間がかかっていました。
20歳くらいのときに、自動麻雀卓のカキヌマテレビCMがうんざりするほど流れていて、その頃から雀荘に行くと自動卓であったから、自分の手で牌を積んだのは、今日が45年ぐらいぶりかも。
高校生の頃、学校最寄りバス停から渋谷行きの都バスに乗り、笹塚辺りの安い雀荘に入り浸っていたことがあり、ハコテンでも300円のレートでした。
今日は4人のうち、ふたりは超初心者で、捨て牌を将棋をさす者の如く長考し、短気なおれはすげー我慢をしましたな。
麻雀に限らず、ゲームにはその人の本質が顕れる。
優柔不断気質の者は、捨て牌を決めるのに1分ぐらいかかっていました。
いま思い出すに、金がかからない麻雀は、ネットのハンゲームだけでした。
リアル麻雀で金がかかっていなかったのは、今日が初かも。
ところで、書きながら思い出したのだけれど、幼少期に連れて行ってもらった湘南の浜辺で、おにーさんたちが、尻にゆるい波を受けながら麻雀をしていた。
おれはクラゲに刺され、脇腹が痛くて泣いて、民宿に戻って、他のお客がシンクで蛸を捌いているのを見ていたことを思い出しました。
浜辺から民宿までの、ほんの短い道筋に、ベンケイガニが何度も横切りましたな。
さて、ここで終わりたい。
今夜の一曲は『浜辺の歌』にしたい。
西洋音階が入ってきて、まだ間もないころの楽曲のはずだが、違和感はまるで感じない。
というか、浜辺を歌うならこの曲しかないだろ、と思わせる出来の良さ。
寅さんの妹の持ち歌であることは、今夜始めて知りました。