MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

定休日なのに疲労困憊しました。

水曜日。

定休日。

雨が降りました。

財布を紛失して10日が経ち、戻ってきそうにはないので、共になくした銀行カード再発行の手続きをした。

みずほとりそな。

開店と同時にみずほに入ったら、

「お客様、ご用件はどーたら?」

むかしから不思議に思っていたのだが、銀行の案内係的のひとはたいてい初老の男性かおばちゃん的な女性で、銀行を退職して契約社員的に再雇用されたひとなんだろうか。

「キャッシュカードをなくしたから、再発行してほしくて来た」

「あー、それだと予約が必要で」

「予約? おれは一番で入店して、お客はまばらで、何でそんなことをいうの?」

「そういう決まりでして」

「3日まえにここで通帳と印鑑でお金をおろしたけれど、カード再発行に予約が必要とか、カウンターのおねえさんはいわなかった」

「そうですか。では少々お待ち下さい」

おねえさんはたぶんいったのだろう。

とりあえずゴネてみて、だめなら予約を取ろうと思っていたけれど、

「では、特別に承ります」

ということになり、面倒くさい手続きを経て、カードは10日前後あとに届くことになった。

みずほがそうだから、りそなも似たようなものかと電話をしてみた。

対応のおねーさんは、やはり予約がどーたらいっていて、

「この場で予約するよ。今日しか空いていないから今日中にしてくれよ」

おねーさんはごにょごにょいっていたが、「今日しか空いてない」と繰り返すと、

「では13時においでください」

それは10時ちょっと過ぎのことで、13時までどうやって時間をつぶすか考えるに、まずは松屋の朝定食を腹におさめようと。

食べ終わって、アコースティックギターで使うスライドバーの手持ちがプラスチック製で軽すぎて微妙なビフラートがかからないことを思い出し、楽器店に行って手持ちより重量のあるものを買って、それからりそなの支店に行けばいいじゃんと。

時間が余れば楽器店で買ったスライドバーを左手薬指にはめて試奏させてもらおうと。

で、ガラス製の重いブツを買って、時間は余り、試奏の段になり、どのギターがいいですか? と訊かれ、スライドプレイは良く鳴るギターだと響きすぎることを知っているおれが「これ」と選んだ1本は廉価なエントリーモデルでした。

スライドバーの重さはちょうど良かったけれど、いまどきのアコギエントリーモデルの出来の良さにびっくりしました。

チューニングはちゃんと合うし、弦高もエレキギター並みに低く、ジャラーンと鳴らしたときの音のバランスも良かった。

まー、アコギは基本生音で、弦高が低すぎると良い音がしないものだけれど、初めてネックを握って「指痛てー!」となって2度と触らなくなってしまう者が減るだろうな、とは思いました。

今日弾いたものはインドネシアでつくられたもので、おれが14歳のときに、御茶ノ水のクロサワ楽器で買った「白馬」とか大層な名前が付いた、メイドインジャパンのガラクタとは雲泥の差でありましたな。

これからギター小僧になる者は恵まれているなーと強く思いました。

で、ちょうど良い時間にりそなに着いて、カード再発行手続き。

みずほは生おねーさん対応だったけれど、りそなはパソコンモニター越しでおねーさんとやりとりし、あー、コロナだしなー、と。

用を済ませて帰宅すると、定休日なのにすげー疲れている感覚。

作業所で朝1から夕方まで仕事している方がよっぽど楽であります。

さて、運転免許証再交付手続きがまだだが、あれは府中くんだりまで行かなくてはならない。

クルマの運転は10年以上していないし、身分証明は障害者手帳で事足りるし、マイナンバーカードをつくってもいいし。

 

ではでは。

ここまで。

明日も書きます。

 

今日はクラッシックギターの名演を。

ギターを弾き始めて、みなが『禁じられた遊び』のEmからEメジャーに転調するまえまでを弾いていて、おれもすぐに弾けるようになったけれど、転調してからを耳コピしたのは30歳のころでしたな。

あとでTABスコアを見たら、左手ポジションは耳コピと全然違っていました。

早い時期に『アルハンブラの想い出』を聴き、

「これは、おれには無理!」

と圧倒され、そっち方面はレコードやCDで聴くだけでした。

キース・リチャーズは、ロバート・ジョンソンを初めて聴いたとき、

「奏者はふたりだと思った」

そうだが、おれがロバート・ジョンソンを聴いたとき、そのことは既に知っていて、あー、このへんをそう思ったのだろなー、と解りました。

おれが初聴きで奏者ふたりに聴こえたのは、クラッシクギターの定番『アルハンブラの想い出』です。

You Tubeの普及で、いまは奏者の指使いも見れるけれど「無理!」と悟ったおれは正しかった。

あのトレモロ奏法は、幼いころから始めないと出来ないと思う。

 

以下に村治佳織の演奏を。

Kaori Muraji - 村治佳織 - Recuerdos De La Alhambra - アルハンブラの想い出 - YouTube