金曜日。
週末。
作業所で10時に開く楽器店に電話をかけて「今日ギブソンを微調整してもらいたい」といってみると「お待ちしています。何時頃になりますか?」と。
18時ごろかな、と告げて、その時間に着いた。
おれが買った個体は、これまでのギブソンとは木材が違う。
いままでの材がなくなりつつあるなか、家具などで使われてきたウォールナットを代替材としたらしく、値付けも戦略的です。
つまり安いのです。
マホガニー材のものと比べると半値っす。
ギブソンのマホガニー仕様は、70~80年売れ続けてスタンダードになりました。
でも高いっす。
おれが30代のころに、1ドルが80円前後で、上記マホガニー使用のギブソンも17万円とかで買えた。
いま、その型番は税込み27万円でお釣りがちょびっと。
代替材のものはその半分の値段で買えます。
音は耳に染み込んでいるマホガニーのそれではないけれど、近い将来、この材が売れ筋になることは知れているし、手持ちのヤマハを下取りにして、去年のクリスマスごろに買いました。
新しいモデルで、新しい木材で、問題が生じたときの対応においては、まだデータがない、と楽器店おにいさんはいいました。
むかしなら「ふざけんな”!」と叫ぶところですが、「そーだろうねー」と。
で「ナットやサドルやエンドピンを牛骨に替えるとどう?」と訊くと、ナットやサドルは個体に合わせるので今日は出来ません、と。
「じゃー、エンドピンだけでも牛骨に替えてくれよ」
で、その効果が素晴らしいっす。
各弦の音の一粒がクリアになりました。
そのせいか、今夜はとても気分がよろしい。
しばらく弾いて、ナットやサドルも牛骨仕様にしてしまいたい。
ではでは。
ここまで。
今日は楽器店に寄って、帰宅する時間が遅く、これから眠剤を飲んでベッドに入ります。
明日も書きます。
下におれのギブソンのデモ動画を。
Gibson G-45 Studio | Everything You Need to Know