水曜日。
定休日。
駅近のソフトバンクショップに行って、スマホにかかってくる電話の受け方を教えてもらう予定でしたが、とりあえず保証書記載のメーカーと型番で検索したら、取説が出てきて「電話について」を読んでみたら解決してしまった。
宅電からスマホにかけて、取説通りにタップしたら通話可能になり、この件はもう考えなくてもよくなりました。
さて、年末だが、かつてこれほど年末感の薄い年はあっただろうか。
コロナ以外に何があったのだろうか。
明日はクリスマスイブで、作業所ではケーキを食べるそうだが、密を避けて少人数づつ時間をずらしてどーたらこーたら。
イブはクリスチャンだった母親の命日だが、おれは毎年のようにそのことをアタマの片隅に置きながらパーティーとか飲み会とかに参加していましたな。
で、スマホ電話の件があっさり済んで、手持ちのストラトキャスターの微調整をしてもらいに、店が開く時間に二子玉の島村楽器に持ち込みました。
すこしまえに、この店でテレキャスターの微調整をしてもらい、以前より弾きやすくなったので、ストラトキャスターもここでやってもらおうということに。
で、待ち時間に、テレキャスのときに試奏させてもらったギブソンのアコギを、また弾かせてもらった。
ギブソンアコギというものは、個体差なんてものではなく、製造年が同じ型番にも優劣があることを身をもって知っているおれは、この個体が「優」であることを確信したのでした。
「ヤマハを下取りに出すと、どれくらいの査定額になるかな。いまの手持ち、マーチンとヤマハはスペックがほぼ同じでメーカーによる違いだが、このギブソンはサイドとバックがウォールナット材で、手持ちと全然ちがう音がして、どーたらこーたら、結論としては欲しい」
で、調整が済んだストラトをマーシャルのアンプで弾くと、とても良く鳴っている。
このギターは、モデルチェンジ直後の旧型デッドストックで、プライスタグの数字は通常売価より7~8万円安く、よし、パチンコで勝って買う! と決めてパチ屋に行ったら3000円が90000円になり、当時の手持ちフェンダージャパンを下取りにして、自分の財布からはほとんどダメージなしで手に入れることができたのでした。
これは「えにし」というものだろうと思い、あの長方形の重たいハードドケースを、ラッシュアワーの混んだ電車内で倒さないように保ちながら、嬉しさがこみ上げてきました。
帰宅して、既に持っていた日本製コピー製品のテレキャスと比べたら、びっくりするくらいに鳴らなくて、嗚呼、パチンコで勝った金で買ったものはこんなもんなのかと。
でも、今日の店員さんは、
「お客様はトレモロアームを使いますか?」
「いえ、あれを使ったことはないし、これからも使いません」
「では、ブリッジを少し低くした方が良いかと」
「じゃー、そうしてください」
で、鳴りが劇的に良くなり、とても良い気分で部屋に戻り、パソコンで調整中に弾かせてもらったギブソンアコギ関連を調べながらヤマハを膝に乗せて弾いてみたのだが、音量はマーチンよりあるし、比べてどこも劣ってないよなー、とかいい聞かせましたが、査定額が良ければギブソンに替えようかなー、とりあえずヤマハを持って行って査定してもらおう。
あとの成り行きは面倒になってきたので記しませんが、いま、パソコン椅子の右脇のギタースタンドには件のギブソンアコギが立てかけられています。
「優」のギブソンを3度目にしてやっと手に入れたという話でした。
疲れた。
ここまで。
明日も書きます。