日曜日。
休日。
なんだか、休日はいつも同じ書き出しっすな。
もう半年以上。
今日もスーパーに行った以外は部屋にこもっておりました。
昨日はレノン&マッカートニーについて書きました。
レノン? それともマッカートニー? と問われたミュージシャン(たぶん)たちは、即答する者は「レノン」と、能書きを垂れる者は「マッカートニー」と答える者が多かった気がします。
たまに「ハリスン」とかいう者もいて、笑いをとっていましたな。
長考の結果「リンゴ!」とかいう者も2~3人はいた気がします。
で、今日はハリスンについて、思いつくまま記してみようと思います。
高校生になって、バンドを組んだ際、最初に演奏した曲はビートルズの『アンド・アイ・ラブ・ハー』でした。
マッカートニーが歌っていたから、彼が作曲したのだと思いますが、良いメロディだとは思いますが、間奏のギターソロが、ギターソロとは云えないような出来で、嗚呼ハリスン、もっと弾けよ、と思っていました。
逆にいうと、バンドの初めての曲としては正しかったともいえますが。
15歳とかのころだから、あの「嗚呼」という印象がなかなか抜けなくて、長じてからやっとハリスンの良いプレーに気づくのでした。
『キャント・バイ・ミー・ラブ』や『アイ・フィール・ファイン』の間奏は良い出来であることに気づくのが遅かったのですな。
そのことがあってか、30代でアコギに偏っていたころに、『ヒヤー・カムズ・ザ・サン』をきっちり弾けるようになろうとがんばりました。
7フレットにカポを装着する曲で、世界3大7フレットは、この曲とS &G『スカボロー・フェア』と、あとは何でしょうかね。
ハリスンはピックで弾きましたが、当時のおれは既に指弾きに特化していたので、そうしました。
けっこう凝ったコード進行で、耳コピだけでは「なんかちがうなー」と思っていたところ、テレビのNHKで、加藤和彦がホストのギター関連の番組が始まり、石川鷹彦が講師の時の課題曲のひとつがこの曲でした。
で、あーそういうコードだったのかと目からうろこでしたな。
3大なんちゃら、と書きましたが、7フレットカポだと、この曲と『スカボロー・フェア』しか知りません。
ともにアコギの良い面を引き出している曲だけれど、女子ウケは圧倒的に『スカボロー・フェア』でしたな。
なんだかハリスンが気の毒でした。
クラプトンに奥さんをとられてしまうし、わりとはやくに死んでしまったし。
レノン&マッカートニーの影に隠れていたし。
でも、史上最高の第三の男は、ハリスンしかいないと思います。
ではでは。
今日はここまで。
明日も書きます。