土曜日。
休日。
昨日、作業所の帰りにスーパーに寄ってDewarsというスコッチを買った。
Twitterでこの酒がうまいらしき情報を得たから。
飲んでみると、おや? ファミリーマートで売っているウイスキー(たぶんストアブランド)に似てるぞ?
と思ったが、もう空いてしまった。
つまり、いい酒だったのだろう。
今日も外出は近所のスーパーだけ。
You Tubeで音楽系動画を見まくって1日が終わろうとしています。
いい気分の頃合いに動画に合わせてテレキャスを弾いていたら1弦が切れた。
ストラトに替えたが、まるで鳴ってない気がしました。
ストラトは本物でテレキャスはメイドインジャパンの模倣品なのだがな。
動画を見るうち、ビートルズ関連に行き着き、おや? と思うタイトルを発見。
「LENNON & McCARTNE」ではなく、「LENNON or McCARTNE」。
見てみると、「どっちが好き?」と大勢のミュージシャンにインタビューしている。
30分ちょいの長めの動画。
6対4くらいで「LENNON」と答えた者が多かった。
印象的なのは「LENNON」と答えた者は即答が多く、「McCARTNE」をチョイスした者はひと言ふた事能書きを垂れていたこと。
もしおれが訊かれたら、脊髄反射で「McCARTNE」と答えるだろうから、結果としては意外であった。
あのバンドは、前期と後期でギターの音が違う。
思春期の頃にのめり込んだのが「ホワイトアルバム」だったり「アビーロード」だったりしたからMcCARTNE贔屓なのでせう。
後期はMcCARTNEが質も量も圧倒していて、LENNONは前衛的なものに逃げ、そ
の流れでヨーコさんとも恋仲になったとおれは思っています。
ホワイトアルバム収録の『Revolution#9』などは、天下のLENNONだから許される楽曲だと思う。
正直に言うと、あれはノイズでしかないと思う。
ところで、おれはカーテンの柄にしか見えないような絵画をありがたがる者ではない。
ピカソのキュビズムも、絵画史的には有りなのかもしれないが、良いとは思わなかった。
映画『パリ・テキサス』も、ライ・クーダーのスライド・ギターを聴くために観たようなものでありましたな。
ナスターシャ・キンスキーは美しかったけどね。
要するに、いいたいのは「前衛」が苦手であるということだが、それは解散後のLENNONシングルのB面におけるヨーコの歌唱を聴いたことが大きい。
おれにとっては初前衛で、あれが原体験で、ダメだこりゃ! と感じたから、以降の前衛苦手に通じてるのでせう。
話は変わるが、上述ふたつのアルバムは、後期にリリースされたもので、前期との最も大きなちがいは、ギターの音の歪みだと思います。
「ひずみ」であって「ゆがみ」ではないぜよ。
おれがラジオを聴き始めたときは既に解散後で、各々がソロで活動していた。
当時、ギターの音は既に歪んでいて、それが標準だとお思っていたから、前期のペラペラな音は「古い!」と思ったのですな。
『抱きしめたい』も『シー・ラブズ・ユー』も『オール・マイ・ラビング』も楽曲としては素晴らしいと思ったけれど、ギターはペラペラの細い音でした。
さて、眠剤でふらふらだから、このへんで今日は終わるが、ギターの音を歪ましたのは、おれの知る限りだとエリック・クラプトンが最初で、クラプトンがそうしたのはBBキングの『ライブ・アット・リーガル』に刺激を受けたからであるようです。
書き足りないが、もう無理。
ではでは。
ここまで。
明日も書きます。