MOJOkunの日記

2019年末にヤフーブログが閉鎖になるのでこちらに引っ越しました。

これが塩対応ってやつなんでしょうな。

金曜日。
今日から5月です。
昨日の項で記した通り、朝一で近所の内科にかかった。
一昨日の夜から37度以上の発熱と腹下しもあったからだが、熱は昨日の夜から下がって、今朝は平熱だった。
通常、生保受給者のおれは、医者にかかるときは、市役所に行って、医療券、というものを発行してもらい、それをお医者の受付に出して診察を受けるのだが、2週間くらいまえに市役所から案内書のような紙切れが届き、内容は、よっぽどの場合を除き市役所には来るな、と慇懃で間接的な文で書かれていた。
医療券は電話で対応するとあったから、昨日のうちに福祉課に電話をいれ、今朝は8時半くらいにその町医者の扉を開けて受付に診察券をだし、かくがくしかじかをいおうとしたら「~いまは平熱です」と症状を伝え終わるまえに「ここでお待ち下さい!」と待合室ではない隔離部屋のような狭いところに入れられた。
刑事ドラマの取調室みたいでしたな。
15分くらい経って医師がその小部屋に入ってきた。
顔なじみの医師だが、なにかいつもとちがうな、と感じながらかくがくしかじかを復唱したのだが、医師はマスクに加えてゴーグルを装着していたのだった。
ほんの一瞬おれの喉奥を見て、問題ない、といった。
おれがコロナについて訊くと、東京都の総人口とかPCR検査その他諸々の数値を語りだし、結論的は、いま感染が疑わしい狛江市住民の99%は検査を受けられない、と絶望的な表情でいった。
えー? おれ、疑わしいの?
それはさておき、医療現場が逼迫していることはネットやテレビのニュースで知っていたが、町医者レベルでも受付女子やお医者は追い詰められているようでしたな。
感冒薬と高熱になった際の頓服をだす、とお医者は診断のようなことをいって、逃げるようにその小部屋から出ていった。
5分くらい経って、小部屋の戸が開き、受付女子が部屋には入らず、手だけにゅっと出して処方箋と診察券をおれに渡し、これで終わりですからお帰りください、といった。

すぐとなりの院外薬局で薬を受けとり、部屋に戻った。
要するに、おまえは既に感染者である的な扱いを受けたのだった。
まー、お医者はおれらがネットやテレビで知る情報をずっとはやくより詳しく得るのだろうし、毎日発表される感染者数に分母はないから、欧米より桁が少ない数字を鵜呑みにはできないということなんでしょうな。
夕方になって、今日の東京の感染者数は165人と報道されました。
跳ね上がりましたな。
そして首相が久しぶりにマスクを外しました。
表情は思っていたよりやわらかく、いろんなことを諦めたふうにも見えましたな。

 

ではでは。

ここまで。

明日も書きます。