月曜日。
定休日。
新宿ピカデリーで、邦画『新聞記者』を観た。
現代の東京が舞台の映画を劇場でみるのは、シン・ゴジラ以来かも。
主役女子が、突然外人さんと英語で会話して、え? シン・ゴジラの石原さとみみたいじゃん、とか思ったが、この女子の方がナチュラルな英会話感があって、石原さとみ的違和感はなし。
話が進み、森友学園とか加計学園とかをモデルにした、左寄りの啓蒙映画と思いきや、もっと深くコクがある話であった。
主役の二人は、韓国女優と松坂桃李で、韓国女優の人はシム・ウンギョン。
終わって、立ち飲み屋で酎ハイを飲みながらスマホでググって知った。
見事な演技で、外国人であることは、ググらなければ分からなかったと思う。
松坂桃李は、そういう名前の役者がいることは知っていたが、どんな顔だか知らなかった。
今回で深く刻まれた。
始めから最後まで、だれずに観たが、終わり方が唐突で、おれは、いつもなら、エンドロールが始まると、席を立つのだが、たまにエンドロールのあとに仕掛けがある映画もあるので、これもその類いかなと思い、最後まで見たが、仕掛けはなかった。
あのラストで、横断歩道のあっちとこっちで、松坂桃李のくちびるの動きで何かを察したらしいのシム・ウンギョン。
で、突然画面が真っ暗になり、エンドロールが始まった。
席を立つ者も少なく、おれと同じように感じた人が多かったかもしれない。
ではでは。
ここまで。
水曜日に、ニューヨークの個人経営ギターショップのドキュメンタリー映画を見る予定。
ここまで。