木曜日。
月一精神科に診せて薬をもらう日。
おれは、待つ、ということが苦手で、診察室に最初に入る患者になりたくて、部屋を7時前に出る。
7時発の調布駅行きのバスに乗り、慈恵第三病院に着いたのは7時10分くらいか。
今日も最初に診察室に入れたし、院外薬局の番号札も1番であった。
新宿の美術館で、レオ・レオーニという絵本を描いた者の展示を観た。
平べったくて、鼻がひん曲がったような絵もあり、ピカソをパクったのかよ、とかも思ったが、写実的なものもあり、引き出しは多い者であるようだ。
この人は、芸術家と社会との関わりを肯定的に捉えているようで、おれが教わったものとは違う。
まー、教わったといっても、吉行淳之介に私淑したというだけであるが、めんどいので、ここでは詳しく述べない。
今日は常設ではなかったが、ゴッホのヒマワリやセザンヌもゴーギャンもあり、順路の最後にその3点が展示されていた。
バブルのころに、すげー値段でゴッホのヒマワリを買ったあの会社が、他社と資本提携とかして、社名を変えたが、コレクションは無事であったようだ。
昼休みの時間に作業所へ行き、近所の弁当屋で買った弁当を食い、午後からは仕事をし、15時半の電車に乗って帰宅。
大相撲は、大関が全員休場で、来場所はサバイバルになる。
栃ノ心が、関脇から大関に上がったあたりで、白鳳とがっぷり四つになり、堂々と寄り切ったのを観て、栃ノ心を応援するようになったが、今思えば、あれが目一杯であったのかもしれない。
今場所は、鶴竜のスピードが冴えている。
相変わらず、モンゴルの国技のような大相撲である。
ではでは。
ここまで。